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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

過去3年で英語は読解量が大幅に増加し、出題形式にも一部、変化が見られます。令和8年度は大問4の対話文・資料活用が347語、大問5の長文読解が574語で、読解総量の合計921語に達しています。これは昨年度や一昨年度を上回る水準で、設問文やリスニングを含めると総語数は1,000語を超えています。制限時間内に膨大な英文を速く正確に読み取る力が不可欠であり、上位校では基礎問題で失点しない確実な得点力も求められています。

対策のポイント
スラッシュリーディングの習得

1,000語を超える長文を読む際は、英文をきれいな日本語に「和訳」するのをやめて、英文を前から意味の塊ごとに分けて、英文を語順のまま、前から読んで理解を進めていく、スラッシュリーディングの習得が大事です。

自由英作文の「型」と指示語を意識した精読

英作文では、「自分の意見→それに対する日常に落とし込んだ具体例」といった「論理展開の(型)」を持っておくと武器になります。また、大問5で出題される「指示語の特定」に対応するため、日頃の長文演習から「この代名詞はどの部分を指しているのか」を明確にし、矢印で結んで確認する「精読」の癖をつけましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ
絵や地図を使う
メモ・グラフ・表を完成する
日本語[英語]で答える
自分の考えを英語で書く
発音・アクセント 発音・アクセント
くぎり・強勢・抑揚
読解 英文和訳(記述)
脱文挿入
内容吟味
要旨把握
語句解釈
語句補充・選択
段落・文整序
指示語
会話文
文法・英作文 和文英訳
単語の穴埋め
語句補充・選択
語句整序
正誤問題
言い換え・書き換え
英問英答
条件英作文
自由英作文
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5555
小問数37363736
リスニング10101010
英作文1122

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

数学は5教科の中で唯一、高校ごとに解く問題を指定する選択問題(第1問・第5問)が設けられています。第1問は秋田県は他県と比べて難度が高く、県全体の正答率が10%未満、時にはほぼ0%に近い問題が出題されることもしばしばあります。特に第1問は8問32点分を占めるため、ここでの出来が得点を大きく左右します。難問の影響により、他教科に比べて90点以上の高得点者の割合が低くなりやすく、基礎力に加えて難問への対応力も求められます。

対策のポイント
基礎力の徹底と計算力の向上

教科書を活用して用語・性質・公式を正確に理解し、問題演習や章末問題、能開・Axisの教材で定着を図ること。また、計算のルールや途中過程を確実に理解したうえで、効率的に処理する練習を重ね、正確さとスピードを高める必要があります。

応用力・得点力の強化

問題の条件やポイントを整理して解法を考える習慣を身につけ、試行錯誤しながら応用力を養う練習が必要です。あわせて、入試問題や実戦形式の演習を通して時間配分や問題の取捨選択を学び、解ける問題で確実に得点する力を伸ばす。演習後は復習を徹底し、弱点分野の再確認を行うことも大切です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数
文字式
方程式・不等式
式の計算
連立方程式
平方根
多項式
2次方程式
関数 比例と反比例
1次関数
関数 y = ax2
図形 平面図形
空間図形
平面図形と平行線の性質
図形の合同
図形の相似
円周角と中心角
三平方の定理
データの活用 データの分布・比較
確率
標本調査
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 5555
小問数 23293035
記述問題 図形の証明(説明)1123
その他の説明・証明など2012
立式・解法の過程の記述2220
作図(図形)1111
作図(グラフ)1000

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問1:聞くことに関する検査 大問2:漢字・語句・文法 大問3:説明的文章 大問4:文学的文章 大問5:古典 大問6:課題作文 2026年度の県教育委員会発表の平均点は 65.2点。令和以降の推移と比べると、やや高めの水準で、基礎が身についている生徒は得点しやすい構成でした。一方で、文章の構造をつかむ力や、本文から根拠を取る力が必要で、読解の“型”が身についていない生徒は点が伸びにくい内容でした。

対策のポイント
読解力・言語力の強化

語彙や文法の基礎を整理しながら読書習慣を身につけ、説明文では段落の役割や指示語・接続語に着目して内容を正確に読み取る力を養う必要があります。文学的文章では登場人物の心情変化を捉えること。古典では基本語彙や設問のヒントを丁寧に読み取る練習を重ねましょう。

記述力・実践力の向上

聞き取り問題では表や記号、略語を活用したメモの取り方を普段から意識して身につけること。また、作文では「主張→理由→具体例→まとめ」の基本構成を習得し、自分の考えを分かりやすく表現する力を高めることも大切です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)
熟語(三字熟語・四字熟語)
語句(ことわざ・慣用句)
文法 文と文節
品詞・用法
敬語、その他
表現・情報 グラフ・図表の読み取り
話し合い
伝え方の工夫
課題作文
聞き取り問題
文学史 文学史
現代文(読解) 主題・表題
大意・要旨
情景・心情
内容吟味
文脈把握
段落・文章構成
指示語
接続語
脱文・脱語補充
古典 古文のかなづかい・古語
古文の会話・主語
古文の展開
漢文・漢詩
文章のジャンル 論説文・説明文
記録文・報告文
小説・伝記
随筆・紀行・日記
和歌(短歌)
俳句・川柳
古文
漢文・漢詩
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数6666
小問数33353334
記号解答7999
記述式解答(漢字の読み書きも含む)26262425

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

理科は昨年度と同じ6題構成で、物理・化学・生物・地学の出題割合にも大きな変化はありませんでした。一方で難易度はやや上昇し、平均点は昨年度より4.8点低下しました。出題内容を見ると、基礎・基本問題が54点と半数以上を占めており、用語や名称などの基本事項の定着が得点の土台となります。また、計算・作図問題は20点と増加傾向にあり、記述・応用問題も26点出題されています。高得点を目指すには、基礎知識を確実に身につけたうえで、計算力や知識を活用する応用力を養うことが重要です。

対策のポイント
基礎知識と実験・観察内容の定着

教科書を活用して用語やその意味を正確に理解し、一問一答や記述練習を通して説明できる力を身につけましょう。また、実験・観察の目的、手順、器具の使い方、結果やグラフ・表の読み取りを整理し、重要な内容を確実に定着させることも大切です。

考察力・応用力の強化

実験結果や数値、図、グラフから読み取れる内容を考察し、条件が変化した場合の結果を予測する練習が必要です。あわせて、複数の単元を関連付けて理解し、総合的な問題がや考察を伴う問題にも対応できる力を養いましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき
光と音
電流
電流と磁界
力のつり合いと合成、分解
運動の規則性
仕事とエネルギー
化学 物質のすがた
水溶液
状態変化
物質の成り立ち、原子・分子
物質の化学変化
化学変化と物質の質量
水溶液とイオン、電池とイオン
化学変化と電池
生物 生物の観察と分類の仕方
生物の体の共通点と相違点
生物と細胞
植物の体のつくりと働き
動物の体のつくりと働き
生物の成長とふえ方
遺伝の規則性と遺伝子
生物の種類の多様性と進化
地学 身近な地形や地層、岩石の観察
地層の重なりと過去の様子
火山と地震
自然の恵みと火山災害・地震災害
気象観測
天気の変化
日本の気象
自然の恵みと気象災害
天体の動きと地球の自転・公転
太陽系と恒星
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)
生物と環境(生物・地学)
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数6666
小問数34333337
記号解答128913
短文記述19172018
計算問題4535
図・グラフ、モデル2311
語句記述

[関連記事] 【中学生】理科の成績の上げ方|苦手になる原因や勉強のポイント

社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

社会は地理・歴史・公民の各分野で資料を活用した読解問題が重視されています。地理では緯度や時差、気候、日本各地の産業や特色を統計資料から判断する力が求められ、歴史では各時代の重要な制度や法令、近代の社会変化、出来事の年代整理が頻出です。公民では憲法や社会保障、地方自治など現代社会の仕組みに加え、統計データの理解も必要となります。全体を通して、資料の数値や割合、単位に注目しながら内容を正確に読み取り、根拠を示して記述する力が高得点への鍵となります。

対策のポイント
基礎知識の定着と関連付けの理解

地理・歴史・公民の重要語句や出来事、制度を確実に覚えるとともに、それぞれの要因や背景、結果を関連付けて理解することが大切です。教科書の本文だけでなく、図表や資料にも目を向け、内容を説明できる力を身につけましょう。

資料読解力・記述力の強化

統計資料やグラフ、地図、史料などを正確に読み取り、根拠をもとに考察・記述する練習を重ねましょう。また、ニュースや時事問題にも関心を持ち、社会の仕組みや課題について自分の考えを表現できる力を養うことが重要です。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形
気候
人口
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)
第二次産業(工業)
第三次産業(商業・サービス業)
貿易
地域 アジア州
ヨーロッパ州
アフリカ州
南北アメリカ州
オセアニア州
九州地方、中国・四国地方
近畿地方、中部地方
関東地方、東北地方、北海道地方
歴史的分野 日本史 平安時代まで
鎌倉・室町時代
戦国・江戸時代
明治時代以降
世界史 古代
中世
近世
近・現代
テーマ史 政治・外交史
社会・経済史
文化史
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治、三権分立
地方自治
経済 消費生活と流通
企業と生産活動
財政、国民生活と福祉
国際 地球社会と私たち
経済と貿易
環境問題
時事問題
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数39383838
記号解答20182022
用語記述121099
文章記述710107
作業・作図0000