【勉強法】その模試、正しく〈いただいて〉いますか?① ~解けなかった問題を「ちゃっかり消化」する復習術~
「その模試、正しく〈いただいて〉いますか?」シリーズの第1回は、解けなかった問題のやり直し方についてです。
模試が返ってきた日のことを思い出してみてください。 点数を確認して、間違えた問題に赤ペンで正解を書いて、
「よし、やり直し完了!」
そうなっていませんか?実はこれ、せっかくのご馳走を「ひと口食べて残す」のと同じことかもしれません。
模試は「コスパ抜群のご馳走」
「いただきます」という言葉には、「残さず、大切にいただく」という意味が込められています。模試もまったく同じです。解いて、採点して終わりでは、せっかくの学びを残してしまっています。
模試は、あなたの弱点をピンポイントで教えてくれる、実はものすごくコスパの良い教材です。正しく「いただく」ことで、はじめて次の実力へと変わります。
では、正しく「いただく」とはどういうことでしょうか?今回は、
「わかった」と「解ける」は、まったく別物
に焦点を当ててみようと思います。まず解説を確認すると、「どこで間違えたか」「こう解くのか」という気づきが得られますよね。 記述式の問題や特に数学・理科などでは、「解説の意味自体がよくわからない…」という壁にぶつかることも多いはずです。
そこでおすすめしたいのが、マーカー2色を使った「理解度の仕分け」です。(※マーカーがなければ「下線」と「波線」などでOKです)
ステップ①:理解度で色分けする
解説を読みながら、次の2つに仕分けします。
【色A / 下線】解説を読んだら理解できた箇所
【色B / 波線】言葉や式の意味がわからない箇所
ステップ②:それぞれの対処法
1. 「読んだら理解できた」箇所
解説の余白に、自分へのアドバイスや忠告を自分の言葉で書き込んでみます。
(例:『符号のミス注意!』『ここはまず図を描く!』『~~だからこの公式!』など)
2. 「解説がわからない」箇所
まずは自力で考える: 一度じっくり時間をかけて思考を整理してみます。必要なら少し調べても構いません。
※必ず、調べたことは「知っとく!」とメモ(ここでは写しでもOK)を書き留めておきましょう。それでも駄目なら質問する: 先生や友人に聞いてみて、まずは解決させてみます。
ここで最も大切なのは、教わって分かった「解決の糸口」を必ず自分の言葉でメモに残すことです。 思考を自分の言葉で落とし込むプロセスこそが、論理的思考を鍛える一番のトレーニングになります。復習以降、同じような問題、複合問題を解く中で、培った理解を活かすことができる「ひらめき」の懸け橋となるのは自分の言葉だからです。「なぜこの解き方をするのか」を説明できて初めて、その問題を「消化した」と言えると思います。(「消化」しないと「栄養」にはならない)
模試はご馳走です。最後までしっかり味わい尽くしましょう!
次回予告
「正解したから(・・・、解説は見なくていいや)」……そう思っていませんか?
次回は「解けた問題の解説、放置していませんか?」をお届けします。正解した問題だからこそ、実力アップの鍵を握っています。お楽しみに!










































