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土用の丑の日に見た、ガラガラの店内と長い行列

公開日:

土用の丑の日に見た、ガラガラの店内と長い行列

先日、土用の丑の日に、うなぎを食べに行きました。

「今日は混んでいるだろうな」

そう思って店に入ったのですが、意外にも店内はガラガラでした。

ところが、店の外を見ると、テイクアウトの予約客が長い列をつくっています。

そのお店は、予約をしたのに、30分後に渡すという、一見するとめちゃくちゃこんでいるという演出をしていました。

 

店内は空いている。

でも、店の外にはお客さんがいる。

少し不思議な光景でした。

その日はうなぎをもってかえって食べました。

 

 

そして今日。

その店の前を通りました。

すると、

店がなくなっていました。

閉店していたのです。

もちろん、なぜ閉店したのかは私には分かりません。

経営者にしか分からない事情も、きっとあったのだと思います。

だから、外から見ただけで何かを判断するつもりはありません。

ただ、あの日の光景が妙に頭に残りました。

 

「お客さんがいない」のではなく、「お客さんはいる。でも、自分が想定していた形では来ていない」。

この違いって、教育にもあるなと思ったからです。


 

 

たとえば、、

 

 

「勉強しているのに、成績が上がらない」

塾で生徒を見ていると、こういうことがあります。

「ちゃんと勉強しています」

実際、勉強している。

机にも向かっている。

宿題もやっている。

学校のワークも進めている。

でも、テストになると、なかなか点数が上がらない。

こういうとき、大人はつい、

「もっと勉強しよう」

と言いたくなります。

 

 

もちろん、勉強量が足りないこともあります。

自習をして、強引に量を行えば解決するのかもしれません。

でも、

「量を増やすこと」だけが答えとは限りません。

例えば、

同じ計算ミスを何度も繰り返している。

英単語は覚えているのに、長文になると読めない。

問題集は進んでいるのに、間違えた問題を解き直していない。

勉強時間は増えているのに、苦手なところがそのままになっている。

本人は、ちゃんと頑張っている。

それなのに結果が出ない。

そんなときに必要なのは、

「もっと頑張れ」

ではなく、

「今のやり方を少し変えてみよう」

なのかもしれません。

 

 

※量を否定しているわけではありません。

 私自身結果を出すうえでは、量ありきの質だと思っています。

 量をやらないと質なんて見えてこないからです。

 

でも、

 


「やっている」と「伸びている」は違う

教育の仕事をしていると、この違いを感じることがあります。

2時間勉強した。

ワークを10ページやった。

単語を50個覚えた。

もちろん、どれも大切です。

でも、本当に見たいのは、

「その結果、何ができるようになったのか」

です。

 

昨日できなかった問題が、今日はできるようになった。

前は解けなかった問題を、自分で解けるようになった。

以前は説明を聞いても分からなかった内容を、自分の言葉で説明できるようになった。

こうした変化があれば、勉強は前に進んでいます。

反対に、

どれだけ時間をかけても同じところでつまずくなら、

「もっとやろう」の前に、

「やり方を見直そう」

と考えてみる。

これは、子どもの責任というより、大人が一緒に考えてあげる部分だと思っています。


 

土用の丑の日に見た、

ガラガラの店内。

その一方で、外には長いテイクアウトの列。

そして今日、

その店はもうありませんでした。

あの日の光景から、強い違和感を感じました。

 

きっと量はまちがっていなかったのかもしれません。

でも、質や方向性が間違っていたのかもしれません。

ただ単に移転等事情があるのかもしれませんが・・・。

 

でも私は、教育の仕事をしているからこそ、

「頑張っているかどうかだけではなく、その頑張りがどこにつながっているのかを見ることが大切なんだ」

と考えました。

勉強も同じです。

努力は大切。

続けることも大切。

でも、

続けることと、やり方を変えないことは同じではありません。

うまくいかないときは、

「もっと頑張ろう」

だけではなく、

「ちょっとやり方を変えてみよう」

でもいい。

子どもたちには、

頑張ることだけではなく、

 

自分のやり方を振り返り、必要なら変えていける力

も身につけてほしいと思っています。

 

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