「ほめて伸ばす感じ?」
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先日、体験授業を受けてくれた生徒がいました。
授業が終わったあと、毎回お願いしているアンケートに、こんな言葉を書いてくれていました。
「ほめて伸ばす感じだったから、受けていて楽しかったです。」
その文章を読んだとき、私は少し嬉しくなりました。
もちろん、「楽しかった」という感想をもらえたことも嬉しいです。
でも、それ以上に印象に残ったのは、「ほめて伸ばす」という部分でした。
私たちは、決して何でも簡単に褒めているわけではありません。
問題が解けたから褒める。
点数が上がったから褒める。
もちろん、それも大切です。
でも、私たちが本当に大切にしているのは、結果だけではありません。
例えば、初めて見る問題に挑戦したこと。
間違えても、もう一度考え直したこと。
分からないところを質問できたこと。
そうした「頑張った過程」に気づくことです。
勉強が苦手な子ほど、最初から自信を持っているわけではありません。
「どうせ無理かもしれない。」
「やってもできないかもしれない。」
そんな気持ちを抱えている子もいます。
だからこそ、最初の一歩を踏み出したことを認めてあげることが大切だと思っています。
「できたね。」
「よく考えたね。」
「前より良くなったね。」
そんな言葉の積み重ねが、少しずつ子どもたちの自信になっていきます。
そして、自信が生まれると、子どもたちは次の挑戦ができるようになります。
「もう一回やってみよう。」
「今度はできるかもしれない。」
その気持ちこそが、成績を伸ばしていく大きな力になるのだと思います。
体験授業では、短い時間の中で、その子の性格や得意・苦手をすべて理解できるわけではありません。
でも、
「この先生なら聞いても大丈夫かもしれない。」
「もう少し頑張ってみようかな。」
そう思える時間にすることはできると思っています。
今回の感想を書いてくれた生徒も、最初は少し緊張した表情でした。
でも、授業が終わる頃には、笑顔で帰っていきました。
その姿を見ながら、改めて感じました。
勉強を教えることはもちろん大切です。
でも、その前に必要なのは、
「やってみよう。」
と思える気持ちを育てることなのかもしれません。
一人ひとりの小さな「できた」を見つけながら、これからも子どもたちの成長を応援していきたいと思います。
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