いざという時に力を発揮するために必要なこと
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甲子園の予選が始まっています。
野球だけでなく、スポーツの試合を見ながら、いつも思うことがあります。
「あれほど大きなプレッシャーのなかで、最高のパフォーマンスを発揮できるのは本当にすごい。」
では、彼らは緊張していないのでしょうか。
もちろん、試合前は緊張していると思います。しかし、一度試合が始まると、目の前のプレーに集中するため、緊張していることすら忘れてしまうのではないでしょうか。
これは学習にもよく似ています。
例えば、数学のテストです。
「計算ミスをしないようにしよう。」
「この問題は二次関数のこの公式を使う。」
「あの問題ではこの考え方だった。」
そんなことを一つひとつ意識しながら問題を解いていると、脳は多くのエネルギーを消費し、途中で集中力が切れてしまいます。
意識すればするほど、かえってドツボにはまってしまう。
このような経験は、学習以外でも多くの人にあるのではないでしょうか。
定期テストが返却され、やり直しをしていると、
「えっ、これ解けるのに……。」
と思った経験はありませんか。
実は、やり直しですぐに解ける問題は、計算問題や基本的な公式を使う問題が多いはずです。
やり直しをしているときは脳に余裕があり、また、テスト勉強で繰り返し演習していることもあり、意識しなくても自然に解ける状態になっています。
では、なぜ本番のテストでは力を発揮できなかったのでしょうか。
それは、「考えなくても解けるレベルまで練習できていなかったから」です。
「正解するためにあれもこれもしなければ!」と余計なことをたくさん考えてしまった…
テストで大切なのは、「考えなくても解き方が自然と思い浮かぶ問題」を一つでも多く増やすことです。
基礎問題で脳のエネルギーをできるだけ使わず、その分を応用問題や難問に使う。
これは点数を伸ばすために大切な考え方だと思います。
アクシス田辺校では、日々の学習の大切さを生徒たちに繰り返し伝えています。
学年が上がるほど、学習量は確実に増えていきます。その量に対応するためには、
- 学習時間を増やす
- 学習を効率よく進められるようになる
この2つしかありません。
ただ、「要領の良さ」は意識しただけでは身につきません。
問題をたくさん解き、失敗を繰り返し、そのなかで「もっと効率の良いやり方」に気づき、少しずつ身についていくものだと考えています。
だからこそ、日々の学習の積み重ねが大切です。
本当は、小学生のうちから毎日少しずつ積み重ねることが理想です。
もし今、中学生や高校生で「毎日の学習習慣がまだない」という人は、この夏、小さな目標を1つ決めてみてください。
「毎日30分勉強する。」
「英単語を20個覚える。」
「数学を毎日2ページ進める。」
どんな小さな目標でも構いません。
その積み重ねが、次のテストで「考えなくても解ける問題」を確実に増やしてくれるはずです。